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モジュラー・プログラミング (このページで使用している画面は旧バージョンのものです)
自分で作ったVIを、サブVIとして他のVIのダイアグラムに読み込んで利用することができます。そのVIをまた上位のVIで読み込んで・・・という具合に、とんどん階層的に組んで行けます。
こんなことは構造化プログラミング言語であればできるのですが、VIはより完全なオブジェクトなのです。
VIはそれ自身がアプリケーションなので、単体で実行/デバッグができ、サブVIとしてもLabVIEWが最初から持っている関数とまったく同じように扱えます。
このダイアグラムはGPIBインタフェースを通して計測器のシリアルポールバイトと、もっと詳しい状態を示すイベントコードを読み出します。
これはフロントパネルを持っていますので、アドレスを入力して実行すればちゃんと動きます。
そこで、ほかのVIからも呼び出して使えるよう、コネクタを割り付けます。
この例ではGPIBアドレスをアイコン左上の端子に割り付けようとしています。
アイコンをデザインします。計測器で何かイベントが起こっていることを示すような、直感的な絵にしましょう。
すると、LabVIEWのヘルプウィンドウにもちゃんとヘルプが表示されます。
下のヘルプはGPIB書き込みのものです。このように自作のVIが関数として、LabVIEWが最初から持っている関数と全く同じように扱われていることがわかります。
ではこれを使って、計測器にスタートをかけて、イベントコードが450になったら、計測器の動作終了として抜けてくるVIを作ってみると、下のような感じになります。もしGPIB動作中にエラーが起こったら抜け、エラーが点灯します。
逆に上位のVIから下位のVIを見たければ、そのアイコンをダブルクリックすれば、パネルが開いてデバッグができます。上位から引き渡された値もパネルで見ることができます。
上位VIのダイアグラムのうち、マウスで選択した範囲を自動的にサブVIに変換することもできます。
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